近年、国内においても、これまで以上に大規模な災害が毎年発生し、より効果的な災害支援やその対応力強化が重要となっています。

海外においては、過去の反省を踏まえて、人道支援に対応する国際的な調整の仕組みが確立しており、その枠組みの中で様々な支援者が活動しています。一方、国内においても同様の課題から、行政や社会福祉協議会、またNPO等の様々な支援関係者の支援調整の重要性が認識されつつあるものの、支援の現場においてはどのような調整が実際に行われているのかについては、課題も多い状況にあります。

こうした状況を踏まえて、緊急人道支援学会では『国内災害対応における支援調整に関する研究会』を立ち上げ、国内の支援調整に関するプロジェクトを開始することとしました。

本プロジェクトの最初の試みとして、関係者から現状を学ぶ研究会を3回程度開催することを予定しています。

第1回目の研究会を以下のとおりオンラインにて開催します。

• 開催日時
  2024年9月6日（金）18時30分～20時
• 講師

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク（JVOAD）事務局長　明城徹也

• 内容

「国内災害における調整の現状と課題、およびJVOADの取組」
JVOADは、東日本大震災における調整機能不在から派生する課題意識から設立されたネットワーク組織で、2016年の設立以来、連携の促進、支援環境整備を目的として、災害時の調整の仕組みづくりやネットワーク構築、また調整にかかる人材育成などを実施しています。日本では唯一の、調整に特化したJVOADの明城事務局長に、現状や調整おける課題などをお話いただきます。

• 対象

当学会会員のみ（Zoomリンクの転送はお控えください）

これから入会される方は、学会公式ウェブサイトからお手続願います。https://jashas.org/membership.html）　

• 申込先

事前申し込みは必要ありません。会員宛の案内メールに記載のリンクより参加ください。

※直前に入会いただいた方で、参加用URLが不明の場合には事務局までお問い合わせください。