緊急人道支援学会は、この度、オンラインシンポジウムを緊急開催いたします。
パレスチナ暫定自治区であるガザ地区を実行支配する政治組織(ハマス)とイスラエルによる衝突・攻撃が激化し、イスラエル、およびガザ地区の双方で多くの死傷者が出ており、今後状況がさらに悪化することが懸念されています。封鎖されているガザ地区では、電気、水、食料などの供給が十分に行われず、甚大な人道危機が発生し、人命が危機にさらされています。
さらに、10月17日夜には、ガザ地区の病院に爆弾が落ち、約500人が亡くなったとされ、イスラエル軍によるガザ地区への激しい空爆が続いています。こうした状況を踏まえ、緊急人道支援学会では、中東およびパレスチナ問題の研究者を迎え、今起きている危機を理解し、今後の人道支援を見据えた勉強会を開催します。また、現地で人道支援を実施してきた実績のあるNGOにも登壇いただき、支援者の立場から、現地の状況、見通しや課題を聞きます。
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パレスチナ・イスラエル情勢から考える人道支援 オンラインシンポジウム
~今 何が起きているのか。私たちができることは何か~
■開催日時:2023年10月31日(火)19:00~21:00
■開催:オンライン(無料)
■登壇者:
今野泰三 中京大学 教養教育研究院 教授
酒井啓子 千葉大学 法政経学部 教授
鈴木啓之 東京大学 東京大学中東地域研究センター スルタン・カブース・グローバル中東研究寄付講座特任准教授
田中好子 パレスチナ子どものキャンペーン 事務局長
山本理夏 ピースウィンズ・ジャパン 海外事業部長
司会:柴田裕子 緊急人道支援学会 理事
ファリシテーター:桑名恵 緊急人道支援学会理事/近畿大学国際学部教授
■申込み:参加を希望される方は、イベントページの参加登録フォームよりお申し込みください。